最近テレビやSNSでも話題になっているオートファジーについてお話します。
8時間ダイエットと言われたりしますが、なぜ食べる時間を空けることで痩せられるのか?制限を設けることで続かないなんて心配もありますよね?
そもそもオートファジーとはなんのかわからずに間違った方法で行ってしまい失敗した、体調を崩した方もいるかもしれません。
今回はオートファジーダイエットが何か、正しいやり方も含めて説明します!
オートファジーダイエットとは

まず気になるのは「オートファジー」とは何なのかです。
オートファジーダイエットと聞くと16時間の断食と理解している方も多いはず。
1日の生活で食事は8時間以内に済ませて16時間は何も食べないというものなのですが、それだけ聞くと難しいように感じますよね。
16時間の間に睡眠時間も含めばそこまできついものではありません。ではなぜ16時間空ける方法がいいと言われているのかというところですが、
オートファジーとは、
細胞が持っている、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つです。
参考:Wikipedia
加齢とともにオートファジーも衰えてしまいます。細胞をキープできなくなると老化の原因にも。
活性化させることで老化防止にもつながります。
また、タンパク質を生成する働きもあるため、タンパク質を食べるよりオートファジーを活性化させる方が効率的ですね!
オートファジー活性化は栄養不足の状態のときに行われます。
栄養が足りなくなると自ら細胞を食べて新しくタンパク質を作る材料にします。
ある程度食べなくても生きていけるのは、この仕組みのおかげでもあります。
効果
続けることによってどのような効果が得られるのか。
上記でお伝えしましたが、老化防止にも効果があるんですが、そのほかにも嬉しい効果が!
・胃腸の環境を整える
・生活習慣病予防
・ケトン体代謝
時間を空けずに食べてしまうと胃腸が疲れてしまいます。12時間以上空腹の時間があると胃腸を休めることができます。胃腸の調子を改善することで便秘の解消も期待できます。
抗体を作る細胞が断食をすることで育ちます。体内に入った異物を排除してくれることで免疫力が高まる効果もあります。
このよう健康面の改善からダイエットにも効果的です。
正しいやり方
基本的には8時間の間は好きなものを食べていいのですが、食べ過ぎには注意しましょう!
また、食物繊維を摂取することで腸の状態をさらによくしてくれます。
断食タイムはしっかり水分補給をしましょう!空腹を紛らわすこともできます。
どうしても我慢できない空腹に襲われることもあります。その時にできる対策も考えておきましょう。
空腹を感じたときに歯磨きをするなど、口の中をスッキリさせると食欲が収まることもあります。
自身に合った生活リズムでスケジュールを立てましょう!
無理して行ってもストレスになってしまい逆効果になってしまう事もあるので要注意です。
例:スケジュール
・昼12時~夜20時は食べてもいい時間
朝食は抜いて、昼を12時にたべたら20時までに夕食を終わらせるというスケジュール。
一般的な会社員の方には難しくないと思いますが、残業が多いと夜も抜きなんてこともあり得ます。
スケジュールを立てるときには、絶対にずらせない食事時間からまず設定するといいですね!
成功させるためには

やるからには絶対効果を出したいですよね。
16時間断食すればいいだけと考えている人は要注意です!
失敗してしまうパターンと危険性について説明します。
失敗例
・摂取カロリーがオーバーしている
・空腹に耐えられず間食している
・運動を全くしていない
・糖質や脂質の多い食事
・太りやすい飲み物
・短期間で諦めてしまう
しっかりとルールを作り守らないと失敗につながってしまいます。
もしも始める前に自信がない方はやめておいた方がいいかもしれません。1~3ヵ月以上の長期間で実施すると効果的なのですが、ストレスを感じてしまうと逆効果になります。
反動で太ってしまう何てことも・・・。
また、運動を取り入れないと痩せません。簡単な筋トレから取り入れて筋力は維持していきましょう。
オートファジー 危険性(リスク)
危険性についても話題になっています。
食事の間隔をあけすぎると栄養が吸収されやすくなるため食事回数が少ない方が太りやすいとも言われています。
血糖が不安定になってしまう可能性があることから、懸念されているようです。オートファジーで低血糖になってしまう可能性も・・・既に低血糖の方にはオススメできません。
タンパク質をしっかり摂取しないと筋肉が落ちて基礎代謝も低下してしまうと太りやすい体にもなってしまいます。
まとめ
ダイエットにも効果的ではありますが、痩せるというよりは健康的な体にする。ということを意識して実施しましょう。
コメント