前回と前々回でドライスキンの基本知識や、スキンケアの仕方などのお話をしていきました。
乾燥肌対策でスキンケアも大事ですが、治す方法はそれだけではありません。
スキンケア対策や気を付けなくてはいけない事は分かったと思いますが、ドライスキン対策は外だけでなく、身体の中からも対策していかなくてはいけません。
そこで今回は、ドライスキン対策の後編として日頃できる体内からできるケアや気を付ける事などをお話していきたいと思います。
ドライスキンを治す食事方法

毎日できるドライスキンの対策としてできる事といえば、やはり食事です。
食事に取り入れて頂きたいのが、ビタミンです!詳しく説明していきたいと思います。
ビタミンB2
肌の乾燥には、バランスのとれた栄養補給とビタミンB群をはじめとするビタミンの摂取が大事になってきます。
その中でも『美肌ビタミン』の愛称をもつビタミンB2は、皮膚の健康を守ってくれる成分です。
ビタミンB2は肌の為に必要なたんぱく質、脂質、炭水化物(糖質)の代謝を促し、細胞の再生して整った健やかな肌を育んでくれます。
運動や仕事などの疲れた時や妊娠中は、ビタミンB2が不足しがちになるので、積極的に摂取するようにしていきましょう。
その他のビタミン
まずビタミンB6は、皮膚炎の予防に欠かせない成分です。
さらにビタミンB2と一緒に皮脂をコントロールして、ニキビ改善に効果を発揮してくれるので一緒に摂取するといいでしょう。
抗酸化作用や皮膚の粘膜修復にはビタミンA、コラーゲン生成やシミの予防にはビタミンC、末梢の血の巡りをよくしてくれるのがビタミンEです。
このようにビタミンB2だけではなく、肌状態を健康の為にビタミン成分は欠かせません。食事で摂取するのが1番ですが、ビタミン剤やサプリメントをうまく取り入れていくのもいいかもしれません。
ビタミンを多く含む食べ物
ビタミンB2を多く含む食べ物として、魚だとうなぎやサバなどの青魚、お肉だと牛、鶏、豚レバーなどがあり、アーモンドなどのナッツ類にも多く含まれています。
豚肉、うなぎ、豆類にはビタミンB6も含まれていて、さらには牛、鶏、豚レバーやうなぎなどにはビタミンAが豊富に含まれています。
柑橘類やトマトやブロッコリーなどの野菜にはビタミンCが多く含まれてますよ!
またアーモンドや落花生、ヒマワリ油、いくら、たらこにはビタミンEが多く含まれていますのでこちらもお肌には必要なビタミンです。
お肉やお魚、野菜は料理にうまく取り入れやすいと思いますので、積極的にとりいれていきましょう。
水分摂取もこまめにしていきましょう
よく聞くことがあると思いますが肌の潤いを保つには、1日に1.5〜2Lの水分補給が必要です。
水分補給の仕方としては、のどが渇く前に少量ずつこまめに飲むことが大事で、「乾いたから一度に大量の水分を!」と摂ってもすぐに尿として排出されてしまいます。
その為、少しずつ飲むのが効果的です!
また飲む物はなるべく、水や麦茶などのミネラルを多く含むものをおすすめします。
カフェインを含んだコーヒーや紅茶は利尿作用があるので、1日に沢山摂り過ぎないようにしましょう。
ドライスキンを治す運動方法
運動不足は、血行が悪くなり乾燥肌の原因になりますが、皆さんは日頃運動はされているでしょうか?
簡単で適度な運動でも毎日続ければ、血行が促進されて代謝が活性化していきます。
さらには、睡眠の質向上やストレス解消効果もあるので、健康な肌を保つ重要といえます。
肌の血行が促進されることにより、酸素や栄養成分が肌にいきわたり、水分や油分のバランスが整った健康的な肌になります。
また乾燥肌の改善するには、有酸素運動がいいとされています。
有酸素運動の特徴は長い時間掛けて酸素を取り込み、血行を良くしてくれます。
辛くならないよう息切れしない程度の運動を少しづつ行えば、運動習慣がない方でも無理なく続けていけます。
有酸素運動の中でもウォーキングやヨガは、年齢に関係なく始めやすくておすすめですよ!
ウォーキングを無理なく続けるポイントは、自身の体調などに合わせて、歩くペースや時間を決めていくと良いです。最初は短時間でも、続ける事により段々と長い距離を楽しくウォーキングできる様になりますよ。
またヨガは室内で動画を見ながら手軽に始められますので、お天気に左右されずに続けやすいでしょう。
運動の習慣がない人は、身体が固くなっているのでヨガは効果的に新陳代謝が良くなり、乾燥肌の改善につながります。
まとめ
今回は、ドライスキン対策の後編として日頃できる体内からできるケアや気を付ける事などをお話していきました。
毎日のスキンケアだけでなく、食べる物や運動も大事だという事が分かっていただけたと思います。
特に乾燥するこの季節を乗り切って、健康的なお肌で過ごして行きたいですよね!
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