あなたは日頃、どんな洗顔を行っていますか?
クレンジングの次に重要なのが正しい洗顔なんです!正しい洗顔方法を知ることで後に使うスキンケアもより効果を発揮してくれます。
「なんとなくで洗顔料を選んでいる。」
「ダブル洗顔不要のクレンジングを使っているから洗顔していない。」
「正しい洗顔方法が知りたい!」
今回は、正しい洗顔方法をご紹介していきます。
洗顔の役割って?

顔の肌は、衣服に覆われる部分と違って排気ガスやたばこの煙、ほこりなど空気の中に含まれる汚れに常にさらされているんです。外的な汚れに、汗や皮脂、古い角質、メイクなどが混ざり合っています。
実はこの全てが肌の汚れなんです!この状態を放っておいてしまうと、皮脂が酸化して過酸化脂質がつくられてしまったり、雑菌が繁殖してしまったり、肌への刺激になってしまいます。
その汚れを落とすことが洗顔の役割なのです。
クレンジングでは落ちない?
メイクを落とすためのクレンジングで、肌の汚れも落とせるのでは、と思いますよね。
クレンジングはメイクなどの油性の汚れを落とす役割があり、洗顔料は水性の汚れを落とす役割があり、それぞれ違った汚れを落とすことに特化しています。メイクをしている日はクレンジングと洗顔両方行うことが重要です。
洗顔料の種類と選び方

固形石けん
シンプルな固形石けんは、余分な油分をあまり含まないものが多いです。
オイリー肌の方に特におすすめです。
洗顔フォーム
肌への負担は商品によってさまざまです。
しっとりタイプの洗顔フォームはだいたい30~40%の油分を含んでいます。
肌に油膜を残してしっとりさせるしくみがあります。
泡タイプ
泡で出てくるタイプで手軽に洗顔できる便利な洗顔料です。
しかし、強い界面活性剤を配合しているものも多く、選び方が難しいです。
泡が硬いタイプのものは発泡剤が多く含まれています。
泡立たないタイプ
超しっとりタイプです。洗浄力が極めて弱く、汚れが十分に落ちません。
水でも染みるような肌あれをしている方以外にはあまりおすすめではありません。
最近は肌に潤いを残すタイプや美白洗顔料など汚れを落とす以外の目的の洗顔料が多く販売されていますね!
しかし、そのような洗顔料には油分が含まれており、その油分が肌に残ってしっとりした感触が残ります。そうすると肌に油膜を張ってしまうので後から使うスキンケア用品の浸透を妨げてしまう可能性があります。
固形石けんであれば、成分もシンプルなので余計な油分が含まれていないのでおすすめです。
自分の使いやすいもので、できるだけシンプルな洗顔料を選ぶようにしましょう!
正しい洗顔のステップ

①ぬるま湯で顔を濡らす
手をよく洗い、顔をぬるま湯で洗い流しておきます。
②洗顔料をしっかり泡立てる
水を加えながら泡立てます。空気を含ませるようにすることがポイントです。
泡立てネットなどを使用すると簡単にもちもちの泡がつくれますが、水分が少なくてもよく泡立てしまい、濃度が高いまま肌にのせることになってしまうのできちんと水を加えましょう。
③泡は皮脂の多いゾーンかのせていく
皮脂が多いおでこや鼻から泡をのせていきます。擦らず泡を撫でるようにしましょう!
④Uゾーンに泡をのせて洗う
頬やあごにも泡をのせ、こちらも撫でるように。
最後に目元や口元に泡をのせて軽く馴染ませます。
⑤ぬるま湯でしっかりすすぐ
人肌くらいの温度のぬるま湯で、ていねいに洗い流しましょう。
こめかみ、フェイスライン、生え際など泡が残りやすいので入念に!
NG洗顔方法

泡立てが足りない
洗顔料は水と空気を含ませて適正な濃度にして使用するものです。
泡の量が足りないと濃度が高すぎたり、肌への摩擦の原因になってしまいます。
ゴシゴシこする
洗顔は泡で汚れを落としています。
ゴシゴシ擦ってしまうと角層に傷ができてしまいます。絶対に擦らないことです。
すすぎが足りていない
生え際やフェイスラインなど、すすぎ残しがあると肌あれの原因になってしまいます。
泡をのせる時間より長くすすぎの時間を取るようにしましょう。
時間が長すぎる
長々と洗顔をしすぎてしまうと肌の負担になってしまいます。
30秒くらいでさっとすすぎましょう。
洗顔もクレンジングも、1分~1分半で終わらせるように心がけましょう。
汚れを落とすためだからといって長々と洗顔料やクレンジング料を顔にのせてしまうと、かえって肌の負担となって肌あれを起こしてしまいます。注意しましょう。
冷水ですすぐ
冷水で顔をすすぐと一時的に毛穴が締まって見えますが、実際は30分ももちません。
急激に肌の温度が変わってしまうので、赤ら顔の原因になってしまいます。
人肌くらいのぬるま湯ですすぐようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は洗顔の役割と正しい洗顔方法についてご紹介しました。
クレンジングの次に洗顔は肌に負担がかかってしまうものです。
ご紹介した正しい洗顔方法を実践して美肌を目指しましょう!
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