だんだん暑い季節になってきそうですが、皆さんは日焼け止めは毎日されていますか?
しっかりやっているようで、意外と適当にやってしまいがちなのが日焼け止めです。
ただ塗れば良いという訳ではないのです。
そこで今回は知っていて欲しい日焼け止めの基礎知識をご紹介していきたいと思います。
知っておきたい2つの成分
日焼け止めは、どこでも手に入るものですよね。
そんな日焼け止めの中の成分には、紫外線吸収剤と紫外線反射材があります。
紫外線吸収剤
紫外線を一旦吸収して、熱エネルギーに変換して外に発散する役割をしてくれます。特徴は、塗った時に白くならなくて見た目がいいことです。
紫外線反射材
紫外線を肌の表面でブロックして跳ね返し、肌の中には入れない事です。特徴は、酸化チタンや酸化亜鉛が配合されているので、肌に塗ると白くなってしまいます。
この2つの成分を見た時に、紫外線吸収剤の方がいいと感じますよね?白くならないし、最近ではSPF50の物が沢山売っています。
しかし断然おすすめしたいのは紫外線反射材が入っている日焼け止めです。
まず紫外線吸収剤が肌に与える負担は大きなものです。その理由は、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルという成分です。
この成分は、数年前に有名になったハワイのビーチが、サンゴの生態系を狂わしたとして禁止した日焼け止めの成分で、環境ホルモンの影響があり生態系を狂わしてしまう恐れがあります。
生態系を狂わすと聞くと恐ろしいですが、それほど害が及びしてしまう恐れがありますので、紫外線反射材の入った日焼け止めを肌に直に塗るのはおすすめしません。
もし使うのであれば、ファンデーションやお粉の上からワンクッションおいて使用する事をおすすめします。
知っていそうで知らないSPF値って何?
よく日焼け止めのパッケージにSPFと書いてありますが、皆さんはSPFをよくご存じですか?
SPF値は一見強度や強さの値に感じますが、実は時間の事を言います。
数字は防御する時間を表していて、メーカーによってSPF1の数値は様々な事を言っています。
ですが、厳しくSPF1は10分と考えるのが良いと思います。そう考えると、SPF30は300分で5時間になります。5時間でも結構限度だと言われています。
日焼け止めは1回塗って安心ではない
上記でSPFのお話をしましたが、SPFが高いから長時間お肌を守ってくれていると思うのは大間違いです。
お肌をこすってしまったり、鼻をかんだり汗をかけばもちろんですが日焼け止めは自然と、取れてしまいます。
そのことからも、日焼け止めは1日に数回は塗りなおす必要があると思って下さい。
これが意外に塗りなおしていない人が多いです。
塗りなおすのはとてもめんどくさいですよね…メイクも1から直さないといけないですし、そんな時間ないよって方もいると思います。
そこで、塗りなおしにはスプレータイプがおすすめです。スプレータイプならいつでもどこでも吹きかけられますし、簡単です!2時間置きに吹きかけてあげるといいと思います。
美肌をキープする日焼け止めの塗り方
日焼け止めの前は基礎化粧品で下処理をする
顔の日焼け止めのお話にはなりますが、日焼け止めを塗る前はしっかりお肌に水分を含んで上げてから日焼け止めを塗りましょう。
顔には皮脂腺があります。乾燥肌の人は肌がパキパキになりやすいですし、皮脂が多い人はかえってベットベットなお肌になりやすいです。
薄く伸ばして塗る
日焼け止めは、綺麗に伸びてくれません。まずは、スタンプの様にペタペタとお肌に塗る事をおすすめします。スタンプの様に塗ると、塗りムラが一目で分かります。また、丁寧に塗れて白っぽさを手の熱で飛ばしていきます。基礎化粧品を扱う様にザザっと適当に塗ると、全く効果がありませんので気を付けていきましょう。
屋内で日焼け対策をしない
屋内では日焼けしないから大丈夫と思いがちな方が多いですが、これは大きな間違いです。室内でも生活紫外線というものが窓を通してきてとても危険ですので、しっかりと日焼け対策が必要になります。
ただ屋内ですからSPF15くらいで十分ですので、朝顔を洗って化粧水などを塗った後に薄くでいいので日焼け止めクリームを塗っていきましょう。
生活紫外線は、じわじわと気づかないうちに肌に紫外線をあてていきます。気を付けていきましょう。
まとめ
今回は、肌がボロボロにならない為に、知っておきたい日焼け止めの基礎知識をご紹介しました。
ちなみに、2022年の日焼け止めのトレンドは、瑞々しさと最新テクノロジーとインナードライになりやすい人向けの日焼け止めがトレンドだそうです。
去年から流行っている瑞々しい日焼け止めは今年も人気で、そこに今年は更なるテクノロジーを加えて紫外線をお肌の味方につける革新的技術が入っています。
また、マスク生活でインナードライになりがちな人に向けた、瑞々しさと皮脂分泌を調整してくれる日焼け止めが注目を集めていますので、是非探してみて下さいね!
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