年齢を重ねるごとに、体のあっちこっちが色々と気になると思います。
特に気になるのはお顔周りではないでしょうか?
女性の多くの悩みの中でも、年齢を重ねるごとに気になる悩みの1つに、たるみがあります。
今回は、肌がたるむ原因と改善方法についてお話していきたいと思います。
たるみについて
実は知らないうちに摂取している食べ物によって、たるみはどんどんと加速していくその落とし穴をお話していきたいと思います。
これを知っているのと知らないのでは、随分違います。
食べ物でたるみを作ると思われている方は、なかなかいらっしゃらないのではないでしょうか?
たるみは、消化しきれなかった糖とコラーゲンが結び付いてしまい、終末糖化産物(AGEs)というものになる事によって引きおこる糖化という減少です。
糖化はよく『体が焦げる』といわれ、肌のコラーゲンやエラスチンがこの糖化や紫外線のA波にすごく弱いんです。
糖化は紫外線予防などでは効かず、口から摂取するものから予防対策ができてきます。
焦げたものや、古い油で揚げた揚げ物、こんがり焼き色がついたもの、カロリーばかりが高く栄養素が全くないインスタント食品や、スナック菓子、加工肉などは糖化しやすいです。
カウンターフードはたるみの敵!?
上記の物だけでも私は大好きな食べ物が多いのですが、特に悪魔的食べ物なのが、コンビニのレジ横のいわゆる『カウンターフード』です。
コンビニでは、油のいい匂いにのってチキンやポテト、コロッケなどを販売している所が多いですよね?
でもあの揚げ物は、いったいいつ調理されたものでしょうか?何時間もそこに陳列していたのならば、やはり油が酸化し食べれば糖化しやすくなる食べ物といっていいでしょう。
私はついつい仕事中に、コンビニに行くと誘惑に勝てず購入しがちなので、気を付けないといけないなと思いました。
みんな大好き甘いものにも危険がいっぱい
甘いものを摂取すると、もちろん体内では血糖値がぐんっと上昇します。
その血糖値がいきなり上昇することを乱高下といい、血糖値スパイクとも呼ばれています。
その血糖値スパイクをしょっちゅう出していると、血管の内皮が傷つけられ糖化が進んでしまいます。
特に朝は気を付けなくてはいけません。
朝だからといって、空腹に甘いものとコーヒーを摂取したりしていませんか?これは特に危険なんです。
この行為を行っている人は、お顔にベタっと張り付いたようなシミやたるみが目立つ人が多い傾向にあります。
ブルドックのようなたるみが気になる方、焦げたようなシミがお肌にある方は一度自分の食生活を思い返してください。
甘い菓子パンとコーヒーなんか朝食に食べていませんか?
チョコレートは食べてはダメ?
また最近多くの種類が発売されている高カカオのチョコレートは、ポリフェノールが多く含まれていて、美容や健康だけでなくボケ防止になったりして食べても太らないので、甘いものが欲しい方には人気ですよね。
確かにミルクチョコレートよりはいいのですが、そもそもカカオには脂質が多く含まれています。
普通のチョコレートより、1.5倍は多く含まれている脂質ですので確かに糖質は抑えられても、沢山摂取してしまうと高カロリーで脂質を多く体内に取り入れてしまう事になります。
しかしカカオは体にいいものとしても有名ですので、食べるときは純度の良い物を選ぶようにして少ない量でも満足できるようになるといいです。
質のいいカカオチョコレートを選び、ほどほどに食べる事をおすすめします。
たるみが気になる方はまずサラダを食事前に食べましょう!
たるみが気になるなら、サラダから食べ始める事を意識してみて下さい。
サラダを最初に食べる食習慣をベジ・ファーストといい、肌のたるみの原因の糖化や、脂肪をため込んで肌をたるませる肥満にも、効果がある事が分かっています。
主食の前に、野菜など糖質の分解や吸収をゆるやかにする食物繊維が豊富な食材を食べると、血糖値の上昇が抑えられると言われています。
糖化も肥満も食後血糖値を上げないことが大事で、甘い飲み物や食事などでとった余分な糖分が体の中でコラーゲンなどのたんぱく質と結びつき、老化現象が起きてしまいます。
これにより老化たんぱく質ができ、肌や体の組織の新陳代謝を阻害して、肌のたるみやくすみを招くだけではなく、骨や血管をもろくする原因にもなります。
また食後高血糖が続くと、A脂肪ためこみホルモンのインスリンが体内でたくさん分泌されます。
まとめ
今回は、肌がたるむ原因と改善方法についてお話していきました。
年齢だけのせいじゃないたるみの原因ですが、普段の食生活を見直していく事で、まだまだ防げることは沢山あります。
お肌を綺麗に若々しく保つ為にも、今日からでも意識して頂ければと思います。
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