今回は前回同様、若返りの科学医学が実証した、本当のアンチエイジングの中編についてご紹介していきたいと思います。
中編では、長寿遺伝子を活性化させるポイントのお話をしていきたいと思います。
アンチエイジングに必要な長寿遺伝子ですが、活性化するポイントがあれば是非知りたいですよね!
意識1つで長寿遺伝子の活性化は、誰にでも可能になりますので、是非紹介させて頂きたいと思います。
長寿遺伝子を活性化させる3つのポイント
長寿遺伝子を活性化させるというテーマについて、3つのポイントをピックアップして詳しく解説していきます。
適度な運動、カロリー制限、抗酸化成分レスベラトロールの摂取、この3つのポイントです。ではそれぞれ掘り下げていきます。
適度な運動
1つ目のポイントは、適度な運動です。
長寿遺伝子というのは、しっかり働かせることができれば若々しさを保つことのできるという遺伝子です。
長寿遺伝子を活性化させる方法で、誰もが分かっていて実は実行に移せていないのが運動です。
運動は3つの中でも最も簡単で、激しい運動をする必要はありません。
長寿遺伝子のスイッチを入れるためには、割りと汗ばむくらいの運動量が理想なんです。
具体的にはウォーキングよりは少し早めに歩き、ジョギングよりややゆっくり目に速歩きレベルくらいがいいと言われています。
この様にゆっくり歩く事と、早く歩く事を3分で交互に行う事で、インターバル速報が良いとされています。
かえって激しい運動は逆効果です。
なぜかと言うと、体中に老化を促進させる活性酸素が増えてしまうためです。
また室内であれば、お尻歩きもいいと言われています。
床に座って膝にクッションなどをはさみ、お尻を交互に動かして前後に進むという簡単な方法で、テレビを観ながらおこなえます。
この運動により、体の土台を支える筋肉も鍛えることができます。
その日や体調に合った運動を、ぜひ取り入れてみてくださいね。
カロリー制限
続いて2つ目のポイントは、カロリー制限です。
これについては、非常に難しいと言われています。
なぜかと言うと、カロリー制限をしてしまうと、栄養不足により問題を引き起こしがちになりやすいからです。
例えば高齢者がカロリー制限をしようとすると、タンパク質不足が問題になりがちです。
そうなると、長寿遺伝子を活性化させるには、不足しがちな栄養を摂りながら、年齢や生活リズムに合わせたカロリーを取る必要があります。
また最近の研究では、メタボリック症候群の人は、長寿遺伝子が活性化されていないことが分かったそうです。
つまり食べ過ぎはいけないという事、食べ過ぎてしまうと細胞内のミトコンドリアが、老化の原因となる活性酸素を放出するようになります。
逆にカロリー制限をすれば、ミトコンドリアは活性酸素を抑制する物質を出します。
この物質が長寿遺伝子のスイッチを入れてくれるんです。
人間を対象にしたカロリー制限の実験では、30%カロリー制限をした人は7週間で全員の長寿遺伝子がオンになっていました。
日常的に食べすぎないことを心がけカロリー制限をすることが有効となります。
抗酸化成分レスベラトロールの摂取
3つ目の方法は、特別なポリフェノールであるレスベラトロールを摂取する事です。
特にレスベラトロールは抗酸化物質で、ぶどうの皮やピーナッツの薄皮、赤ワインなどに含まれています。
レスベラトロールには二種類あり、ぶどうなどに含まれるトランスレスベラトロールと、それが2個結合したレスベラトロール二量体があります。
特にレスベラトロール二量体は、体内に長くとどまって効果が持続するといわれています。
このレスベラトロール二量体含む植物として注目を集めているのが、インドネシアにある樹木メリンジョという植物で、インドネシアの人々はこのメリンジョの種を日常的に食べています。
ウンピンという食品に加工されて、子供から老人まで誰でも食べているそうです。
このウンピンの消費量が多いジョグジャカルタ特別州の平均寿命は、インドネシア全体の平均寿命より4〜5歳長いと言われています。
日本では、レスベラトロールを多く含むサプリメントが開発されているそうです。
アメリカでもレスベラトロールのサプリメントはすでに販売されており、年間10億円売り上げるヒット商品となっており世界的に注目を集めています。
こういった事から、1つの選択肢として試す価値はあるかもしれません!
まとめ
今日はあなたは本当のアンチエイジングを知っていますか?中編として、長寿遺伝子を活性化させるポイントをご紹介していきました。
3つのポイントとしては、適度な運動やカロリー制限、抗酸化成分レスベラトロールの摂取の3つのポイントについて解説しました。
後編では、身体の老化を早める元凶AGEについてお話していきたいと思います。
コメント