「なんだか年をとってお腹がポッコリしてきたなぁ」と最近悩む今日この頃ですが、同じ悩みの方もいらっしゃるでしょうか?
このお腹どうにかならないか悩み色々調べた中で気になったのが、ケトジェニックダイエットです。
糖質ダイエットの1つであるケトジェニックダイエットですが、調べているとただの糖質ダイエットではないことが分かりました。
そこで今回は、ケトジェニックダイエットについて徹底解説していきたいと思います。
ケトジェニックダイエットとは?
ケトジェニックダイエットは、糖質制限ダイエットの1つと先ほどもいいましたが、ただ糖質を減らすだけではないのです。
ケトジェニックダイエットとは、糖質を極端に抑えてその代わりに、脂質をたっぷり摂るという基本的な方法で、糖質と脂質の量を以下のようになっています。
糖質と脂質の目標
1日の糖質量を50g以下のする事
総カロリーの60%を脂質で摂取する事
しかしこの2つを意識する事で、ケトジェニックダイエットが成功するのでしょうか?
脂質といえばあまり体によくないイメージですが、「脂質を積極的に摂取して大丈夫なの?」という疑問も出てきますよね?
その疑問は、身体の仕組みを理解すれば良く分かると思いますので、次の章でお話していきたいと思います。
ケトジェニックダイエットの本質
糖質制限により、身体が脂肪を消費するようになるのが、ケトジェニックダイエットです。
もっと詳しくお話していくと、体内に入る糖質の量が減ると、身体は脂肪を燃焼してエネルギー源にしようとし、体内に蓄えられた脂肪はどんどん燃やす身体に変えていってくれるのです。
この脂肪を分解して、エネルギーとする身体に切り替わる時に出てくるのがケトン体です。
脂質は体脂肪として、身体に数十キロ以上蓄えられています。
蓄えられた脂質が、エネルギー源になるはずなのですが、現代では糖質を多く摂りすぎているため、脂質を使わず糖質ばかりがエネルギー源となってしまっているのです。
脂肪が消費されず、さらに摂りすぎてしまった糖質も脂肪に変わるため、肥満になるサイクルができてしまうのです。
糖質を制限することによって、脂質を原料とするケトン体がどんどん作られる身体になれば、余った体脂肪をどんどんエネルギーに変えてくれるようになります。
糖質は身体に必要なエネルギー源なので、しっかり摂らなければならないと考える人も多くいると思います。
しかし、最近分かった研究結果では、実は私達の身体は糖質を摂らなくても、その代わりに体脂肪を原料としてエネルギー源を作り出すようにできていたのです。
ケトジェニックダイエットやり方
ケトジェニックダイエットを始めるのに、難しい事は何もありません。
まずは1日に摂取する脂質、タンパク質、炭水化物の比率を計算して献立をたてるケトジェニックダイエットの基本は食事からです。
私達が食べる食べ物は、3つのマクロ(主要栄養素)で構成されています。これらが脂質、タンパク質、炭水化物で、その比率は『脂質5、タンパク質4、炭水化物1』となっています。
鶏肉はタンパク質が多いですが、炭水化物はありません。その逆に、米は炭水化物が多いですが、脂肪やタンパク質はほとんどありません。
3つの主要栄養素は、成長と修復のためのエネルギーと原材料を体に提供します。
個々にこのマクロ計算をして、適切な毎日のカロリー量を計算することによって、体重減少を達成するために最高の主要栄養素にこれを分解することができます。
マクロ計算はネットで簡単に調べる事ができますし、今ではアプリもありますので御自身の体の数値を調べてみて下さいね!
また、ケトジェニックダイエットは最低でも3日以上は実施して下さい。
それは何故かといいますと、今までの『ブドウ糖をエネルギーにする体』から『ケトン体をエネルギーにする体』に切り替えるには、最低でも3日以上は必要とされているからです。
この3日を過ぎれば、少しづつなら炭水化物を摂取しても大丈夫です!
ケトジェニックダイエットは食事だけでなく、筋トレや有酸素運動も一緒に行いましょう。
これは、ケトジェニックダイエットを短期間で確実に成功できます。
有酸素運動は、糖質を減らしケトン体を早く産みだす状態を作り上げられます。
しかし通常の筋トレは筋肉量を増やすのが目的ですが、ケトジェニックダイエット中は糖質を抑えていますので、筋肉の素になる栄養素が全くなく筋肉量を増やすのは困難です。
筋肉量をキープするのが目的ですので、ストレスを溜めるような筋トレをする事の無いようにしていきましょう。
まとめ
今回はケトジェニックダイエットの詳しい説明とその本質、正しいやり方についてお話していきました。
次回は、ケトジェニックダイエットのメリットとデメリットについて、詳しくお話していきたいと思います。
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